第3回

講義資料(PDF):http://akaokoichi.jp/pdf/sangyo2007-02-03.pdf

情報財の本質は「対価は顧客が決める」。授業で挙げた講演料の例でも,講演者が報酬額を指定するのは稀なことだ。ITコンサルティングなども本質はそうだが,後の回でも述べるように,「人・月」単位の積算根拠があるものの,顧客側が示した「予算」の範囲内におさめ,「持ち出し」になる場合は別の機会に取り戻すなどの工夫を余儀なくされるケースが多い。

asin:449280031X:情報を商品にする方法―お経からソフトウェアまで(名和小太郎)]
asin:4122033985:情報の文明学(梅棹忠夫)]